旅の哀愁
2005 / 10 / 15 ( Sat ) 夕暮れの似合う街
赤い屋根が続く 坂の街 大聖堂と城が守る 小さくて平和な街 ドイツのマイセンを歩きながら ふと思う こんな街に 初老の夫婦で来れたら どんなにいいだろう 若いうちはダメ もっと熟年の夫婦になってから お互いに分かり合った関係 全てを共有できる仲 長年連れ添った夫と この街を歩くのだ 石畳の道に 鐘の音がこだまする 一風変わった 素敵なお店が並ぶ 誰も急がない のんびりと時間が流れる街 そんな街を見下ろしながら ふと思う この景色を 初老の夫婦で分かち合えたら どんなにいいだろう 様々な事を一緒に乗り越えてきた 人生共同体の夫 自分を安心して預ける事が出来る人 無償の愛を感じる人 手をつなぎながら この街を眺めるのだ そして 再び知る どれだけ自分たちが幸せか どれだけ満ち足りた生活を送っているか そして どれだけ互いと連れ添っていてよかったかを この街で 再確認するのだ 大聖堂が夕日に染まる 白い壁は薄い朱を帯び 屋根は ますます空に溶けていく そんな街の風景が ふと心に残した思い これからの人生で この街を分かち合える人に会えたら どんなにいいだろう |
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